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閃凛電脳遊戯館

魔界村

開発元:カプコン
発売:1985年
概要:初期カプコン横スクロールアクションの傑作で、魔界村シリーズの第一作。
魔族にさらわれたプリンセスを救い出すため、騎士アーサーが魔界に乗り込むというストーリー。
アタックボタンで遠距離攻撃、ジャンプボタン、レバーによる上下左右移動と操作性はシンプルながら、あまり意味のない槍・短剣・たいまつ・斧・十字架――計五種の武器の使い分けシステム(実質、短剣と十字架だけでクリアできる)、二発で昇天する主人公を襲う敵の苛烈な攻撃、一週目では終わらず、さらに難易度の高い二周目を突破しなければクリアとならない仕様等がプレイヤーに強い印象を与え、その難易度の高さにも関わらず大ヒットした。
また、敵の攻撃を受けると鎧が破壊されて裸になってしまう、マジシャンの呪文を受けるとカエルにされてしまう、といった妙なお遊び要素も入っており、本ゲームの話題が出た時は必ずネタにされる程有名だったりする。
なお、このゲームの中ボス・レッドアリーマーはその強さから独自の人気を獲得し、後に外伝で主役を張った。(こちらも激ムズアクションだったことは言うまでもない……)


凛:当時、○学生だった私には、かな~り難易度の高いアクションゲームだったよなぁ。
どこまで行ったっけなぁ。
とりあえず、ボスのいる建物までは……行かなかったな、確か……(T_T)

閃:えーと……三面ぐらいで挫折したかな?

凛:まぁ……、そんなもんだよなぁ。
私も3面は行ったと思うが、それ以降、そんなに進んでない気がする。
……つーか、この時代のカプコンのアクションゲーム、むずすぎ。

閃:ロックマンと違って、ナイフと十字架さえあればどーにかなったが、それでもむずかったよなぁ。
一面で、迂闊にも傾いた墓石に槍投げまくって魔術師呼び出した時は結構泣けた。

凛:泣けた、っつーか、最初のころはけっこうあの魔術師……かはどうかはわからんが、こいつによく蛙にさせられたなぁ。

閃:出さなきゃいいんだが、ゾンビ狩ってると、いつの間にか出てたりするんだよね。
つーか、ゾンビ君、ザコのくせして足下から出現するのはやめれ。

凛:やめれ、っつっても出てくんだから仕方あんめい。
まぁ、確かに、序盤も序盤なのに、こいつのおかげで初手から鎧をはがされるなんてことはよくあった……。
かなりへこむor腹立つけど。

閃:同画面内に三匹しか出ないものの、殺られたら速攻で補充されるってのがミソだよな。
この仕様のおかげで、ザコ戦はほとんどイタチごっこ状態だった。
じゃあ無視すればいいかってぇと……アーサーってイマイチ動き悪いんだよねぇ。

凛:微妙にのろかったよな、アーサー……。
だが、ゾンビはまだいいとして、カラスとか、あの手の飛行タイプは、やっぱどのアクションゲームでもきつい敵キャラだったよなぁ。
タイミング計ってんのに当たらなかったときの歯がゆさったらないし。

閃:悪魔城ドラキュラと似たよーな敵は結構いたな。
同じホラー系アクションだから仕方ないっちゃ仕方ないんだが。
ま、飛行タイプ一番ウザいってのは、この手の横スクロールアクションの定番やね。

凛:そうね。
飛行タイプをうまく処理できないときついからな。
まぁ、それでも、このゲーム、初手からレッドアリーマーなんて、飛行タイプよりももっとひどい敵キャラが初っぱなから出てきたが。

閃:アクションゲームの敵キャラなのに、ギャラガみたいな動きしてくるんだよな、こいつ。
ジャンプ振り向き撃ちさえ知ってれば、一面はどうにかなるが、二面以降、地形が複雑なとこで出会ったりしたら、楽に死兆星が見える。

凛:振り向き撃ちもなぁ。
うまいことやらんと、いつのまにか、ステージの最初のほうまで戻ってるにもかかわらず、レッドアリーマーに追っかけられて、ゾンビくんと一緒に難儀する、なんてこともあったりして……(爆)
まぁでも、いまなら攻略がわかってやるだろうから、それなりに行けそうではあるがね。

閃:ん? このゲーム、後方スクロールはできないんぢゃなかったか?
やり方は解ってても、反射神経衰えてるからやっぱり辛いと思うぞ。

凛:できなかったっけ?
なんか、レッドアリーマーを倒し損ねて、延々戻った記憶はあるんだがなぁ。
それにしても、反射神経衰えてるのは……久々に思い立って、怒首領蜂大往生(PS2)やったら、ものの見事に3面で死……。
やるならやるで、相当リハビリは必要だな。

閃:とりあえず、穴に落ちないことから始めんとね。
つーか、この時代のアクションゲームって転落死やたら多かったなぁ。
だから、あんまりやりこむ気がしなかった……ムカツクし。(爆)

凛:あー、まぁ、そうね。
似たようなところで似たような当たり方をして、似たようなところで落ち死にするからな。
やりこめばやりこむほどストレスが溜まる(笑)
それを乗り越えんとあかんのだろうが……むかつくのが先に来るからこの手のアクションって出来ないんだよなぁ。

閃:そういう意味では、スーマリはいいバランスしてたよなぁ……落ち死に多かったけど。
まー、そういう不満は置いとくなら、なかなか濃いゲームではあったね、これは。
一番印象的なのが、アーサーの鎧がはげることだったりするのは笑えんが……。(笑)

凛:はげるほうか……。
それより私は、なんで姫様、本気であのひげ面でOKなんすかっ!?ってほうが印象的だったがなぁ(爆)

閃:いや、全然重要ぢゃないから、それ。
まー、姫様がさらわれた直後にアーサーが婚約解消したりしたら、それはそれでドラマなんだがな。(笑)

凛:まぁ、それはないだろなぁ。
逆玉やし!(笑)

閃:随分即物的な理由だのう。
しかしあれだね、このゲーム二周止まりだったから、某スパルタンな無限ループゲームみたいに、数十周目でお姫様がボスになるって噂は出なかったね。

凛:まぁ、1周長かったからね、このゲーム。
これで無限ループしたら、楽にクリアできるひとでも十分死兆星見えるし。

閃:だわなぁ。
じゃあ現代風に、二周目クリアしたら隠しプレイヤーが使用可能になるってのはどうかな?
追加キャラはさらわれた筈のお姫様で、武器は、王錫・かんざし・燭台・皿・聖書だ。

凛:武器はそれでOKだな。
で……肝心の一度当たったら、鎧が脱げるってのはどうするんだ?

閃:何を解りきったことを聞いている?
鎧の代わりに、純白のドレスが――。

凛:では、純白のドレスの下にはボンテージな衣装が……!?

閃:それ、単にお前の趣味だろ?(素)

凛:んなわけあるかぁっ!!


→幻覚オチでゲーム一覧表まで戻される。
by sen-linn | 2007-04-22 01:28 | アクション
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