開発元:ナムコ
発売:1983年
概要:ゲーム史に燦然と輝く、縦スクロールシューティングの傑作。
空中の敵を撃ち落とす「ザッパー」と地上の敵を破壊する「ブラスター」という、二種類の武器を持つ自機「ソルバルウ」を操作して、全16エリアを突破するのが目的。(※エリア16突破後はエリア7~16間を無限ループする)
「迎撃」「強襲」「逃走」といった個性的な行動を取る敵キャラ。無数の砲台で苛烈な攻撃を仕掛けてくる浮遊要塞アンドアジェネシス。作中でふんだんに使用されている、独特の語感の固有名詞――ゼビ語。色数が少ないにも関わらず、色彩を感じさせる美しいグラフィック……等々、本作の魅力は多岐に渡り、現在でもこれを越えるシューティングはないと述べる者も多い。
ゲーム面でもデザイン面でも、それまでのシューティングとは全く異なる試みが為された偉大なる実験作であり、ナムコ最高傑作の一つ。これに匹敵する個性を持ち得たのは、同社の作品では
「ドルアーガの塔」だけだと言っても過言ではない。
凛:いちおう、ファミコン版だが、小学生のときにいちおう1周目はクリアしたな。
閃:えーっと、アンドアジェネシス倒した後、何面保ったかなぁ……。
凛:このあたり、シューターであるかどうかがよく出るよなぁ。
まぁでも、さすがに最終面はきつかったが。
閃:そんなに激しい攻撃仕掛けて来るのか?
そこまで行ったことないので全然知らん。
凛:いまの弾幕系シューティングとは比ぶべくもないが、それでもけっこう激しかった憶えがあるなぁ。
確か、間断なくいろんな種類の敵が出てきては攻撃が来てたはずだ。
まぁ、アンドアジェネシスが出ずっぱりくらいに考えていればいーんでないかな?
閃:アンドアジェネシス苦手だったなぁ……。
倒した瞬間にこっちも落ちることがよくあった。
まー、自分でソフト持ってなくて、他人の家でやってたから練習もクソもなかったんだけどね。
凛:アンドアジェネシスの初見は、序盤で最大の難関だったからなぁ。
まぁ、慣れてしまえば、必ず砲台をぶっ壊してから、コアを潰す、と言うのが当然にはなったが。
……って、持ってなかったか……。
シューティングは、ある程度パターン化が必須だから、持ってないとつらいわの。
閃:俺が持ってたソフトは、『ピンボール』『ロードランナー』『スーマリ』『グーニーズ』だけだ。
ゼビウスは……面白いけど、特に欲しいとは思わなかったな。
難しすぎて先に進めないから、わざわざ買っても挫折するのが目に見えてた。
凛:まぁ、もともとパズルとかシミュレーションが得意なタイプだしな。
私はものの見事に逆だな。アクションもしくはシューティングが基本だった。
まぁ、その線で行くとこのゼビウスは当然ってとこだろな。
閃:俺も、世界観とかグラフィックは好きなんだよ。
ただこの頃は、シューティングなんてひたすら撃ってりゃいいんだと思ってたから、やっててキツかったのは確かだぁねぇ。
凛:世界観かぁ。
やってる当時は、そんなことどうでもよかったが、年取ってから見ると、この世界観はおもしろいんだよなぁ。
閃:ゼビ語とグラフィックだけで、
勝ったな、って感じだな。
一撃離脱戦法仕掛けて来るザコ敵とか、アンドアジェネシス破壊時に逃げ出すブラグザとか、空飛ぶ鉄の壁バキュラとか、敵も妙な奴が多くて面白かった。
凛:敵と言えば……やはりゾシーだろうなぁ。
こいつが大量に出てくると……いや、大量でなくても、じゅーぶんイヤな敵キャラだった。
他は基本的に直線的な攻撃方法なんだが、こいつだけは違ってたからなぁ。
反転して画面から消えたクセに、攻撃してくるなんて当たり前だったからな、こいつは。
閃:ゆらゆら揺れながら、曲線的な動きで迫ってくるから鬱陶しいんだよなぁ。
最初出会うザコの割には、妙に嫌らしい奴ではあった。
俺はやっぱギドスパリオかな。いきなり画面外から超高速でかっ飛んで来るんで、気付いた時には落ちてるってパターンが結構あった。
凛:ギドスパリオはまだなぁ。
落とせたし、基本的にザッパー打ってりゃ、どうにかなる相手ではあった気がする。
それよりも、テラジだな。出現箇所は少ない割に、あの高速で突っ込んで、弾幕をばらまいていくのはかなりいやらしかった。
ただ、こいつを倒すと、何となく、すごい達成感はあった(笑)
閃:つーか、ザッパー遅過ぎなんだよ。(怒)
一撃離脱するテラジより遅い自弾ってなぁ……。
まぁ多分、テラジの元ネタはイデオンに登場したアディゴなんだろうが。
凛:ザッパーだけではないぞ。ブラスターもどえらい遅かったからなぁ。
ひゅ~ん……どんっ、って遅すぎっ!!(笑)
閃:当たり判定厳しかったしな、ブラスター。
戦車とか、狙って撃った瞬間に移動されてスカることが多かったし。
凛:移動されてスカるって……。
まぁ、止まってるのが撃った途端に動くのはわかるが……動いてるのをスカるのは、けっこう致命的だと思うぞ?(笑)
閃:つーか、あの八角移動砲台とか大嫌いなんだよ、俺はっ!
何で道に合わせて進路変更するんだっ! 我が道を行けっ、我が道を!(二度目のチーム怒)
凛:道に合わせて移動すんだから破壊するのは簡単じゃぁっ!
→侵攻率69%で撃墜され、無念にもゲーム一覧表に戻される。