発売元:カプコン
発売:1991年~
概要:概要を書くのがバカらしくなるほど、ゲームを少しでも知っているひとならば、知らないひとはいないであろう有名すぎる対戦格闘ゲーム。
操作は八方向スティックと、弱中強のパンチ、キックの六ボタン。
初代は8人のキャラから選択し、各キャラクターともに特徴のある通常技、必殺技を駆使して戦う。
基本ストーリーは、それぞれキャラごとに用意されているが、最終的にはシャドルーという悪の組織と戦うものとなっている。
格闘ゲームとしての特徴としては、通常技のキャンセルで必殺技を出す連続技や、起き上がりに無敵必殺技で攻撃しようとする相手を撃墜するなど、以後の横画面型格闘ゲームの基本となる技がここで開発された。
シリーズとしては、初代ストII、ダッシュ、ターボ、スーパー、X(通称スパIIX)があり、ダッシュはIIで敵側だったボスキャラ4種が利用可能となり、ターボはダッシュのスピードを上げたもの、スーパー以降はゲージを溜めることで必殺技の強化版が利用できるようになるなどの変更点がある。
ちなみに、海賊版や海外版なども多く、確か海外版(海賊版?)のターボは、飛び道具がホーミングする、また通常画面上で消えるまで次が放てないのに、延々と出せるなど、無茶苦茶な仕様のものもあった。
凛:いちおう、初代からやったことはあるが、格ゲーとしては、さすがにこれがブレイクのきっかけだろうねぇ。
閃:これ抜きで格ゲーは語れんわなぁ。
上下ガード、コマンド必殺技、乱入対戦などなど、初代のシステムは今でも生きている。
凛:数多の格ゲーの基本をここで確立したからなぁ。
だが、キャラのバランスは悪かったが……(笑)
閃:投げの魔女・春麗、待ち軍人・ガイル、チクチク攻めのダルシム先生、三人揃ってストII三強キャラ! だったからなぁ。
凛:ん~、ダルシムは……中級以上のキャラかな。
やはり、初心者でもとりあえず強いのはやはり待って戦闘機のドッグファイトが出来るのか疑問なガイル少佐(たぶん)だろうねぇ。
まぁ、II初代は、筋肉ダンサーのザンギエフか、ダルシムが最終的には最強だろうがね。
閃:ザンギって一度吸ったら、ハメ殺し出来たからな……初代は。
ダッシュになると、さすがに調整が加えられたみたいだが。
凛:そうね。離れる距離が増えたからねぇ。
その代わり、ダブルラリアットが強くなったけど。
それでも結局、極めればダルシムが最強には違いないんだけどな、ダッシュは。
閃:ターボでやっとキャンセル技がスダンダードになり、リュウケンも救われたかね。
それでもガイルの方が強かった気がするけど。
この時はまだサマーソルトの攻撃判定が円全体だった筈だし。
凛:ガイルは……起き上がりにソニック重ねてからがいやらしかったしなぁ。いろいろ出来るし、待ちには強いし……いかにもアメリカでの発売を意識したキャラだったからなぁ。
シリーズを重ねるに連れて、いろいろと調整はされたがね。
でも、さまそっの判定ってそんなに広かったっけなぁ。
閃:あ~、やっぱりそういう裏はあったのかねぇ。
少なくとも、初期のサムソンの判定はやたら広かったな。
無敵時間がどれだけあったかは覚えていないが、しゃがんで待ってりゃ瞬時に出せるんで大して関係ない。
凛:サムソンの判定って……アドンにも判定はあるぞ、超兄貴的に(笑)
まぁ、しゃがんで待ってれば……ってのはな……。特に飛び道具のないキャラにとっては最悪のキャラだったな、待ちガイル。
まぁ、ZEROのナッシュとかは無敵時間の関係で、引きつけるにはタイミングがシビアになったけどな。
閃:兄貴!
も・う……駄目だ!
凛:そんな台詞があったのか……。
閃:あったぞ、曲名は『ANIKI01』だ。
聴きたいなら、『超兄貴』のCDをフルボリュームで流してやるぞ、
お前の車の中で。
凛:速攻でイジェクトしてやるわっ!
……ったく、そんなもんで愛車のFD3Sを染めてたまるかい。
閃:チッ……無粋な奴め。
話を戻して、昇竜の上昇中完全無敵がなくなったのはスーパーからだっけか?
凛:ターボあたりから、すでになかった気がする……。
まぁ、どちらにせよ、スーパーとか、あの辺りから対空の無敵時間は基本的に短くなったな。
そのぶん、根元で当てたときのダメージはでかかったがな。
とは言え、ほんとうの初代ストリートファイターは、確か、下降するときまで無敵だったはず。
閃:確かに初代のドラゴンダンスはやたら強かった記憶があるな。
もっとも、出た当初は昇竜拳なんて出せなかったけど。
凛:初代の初代はコマンド入力がいまいちわからんかったからなぁ。しかもシビアだったし。
狙ってまともに出せた憶えはない……。
その点、II以降のコマンドは楽だったなぁ。
閃:特にターボは秀逸だったな。
速度を変えても、すんなりコマンドが入った。
凛:ターボはダッシュと並んでやりやすかったなぁ。
スピード速くなったぶん、やりづらいところはあったみたいだがね、知人によると。
まー、この知人が、ダッシュのときに1ドットを見切るような化け物だったから、速くなって見切りにくくなった、って言う理由だったが……(爆)
閃:段幕シューティングぢゃあるまいし……それはちょっと異常だぞ。
ま、私は今でも
飛んだまま落ちない竜巻旋風脚とか
画面を埋め尽くすソニックブームなんて出せないが。
凛:当たり前だ。
あの有名な海外版(海賊版?)ではないのだからな。
閃:某ファミコンカセットには、ストリートファイターIVなんて代物も入ってたぞ。
無論、一般的な市場では手に入らない素敵な品だったりするが。(笑)
凛:思いっきり海賊版じゃんかよっ!!
まぁでも、ソニックブ~ムとか、波動拳とかがたくさんたくさん出て、身動き取れなくなるのは、どっかのゲーセンでやったことあるぞ。
笑うしかなかったが(笑)
凛:いやぁ、ストIIシリーズって凄い進化を遂げたよなぁ。(違)
真面目な方は、スーパーでキャラ増殖、Xでスパコン導入したっけかな。
閃:そーね。
あとは……、ZEROシリーズか、ストIIシリーズだと。
IIIもないわけではないが、いまいちマイナーだったんだよなぁ。ZEROもストIIIも、相変わらず使いづらいキャラが好きだったが(笑)
凛:つーか、ZEROとIIIは別シリーズとして扱うから、次回に持ち越しだ。
とりあえず、IIシリーズに関しては全部紹介したからこれで終わりだな。
では、次回もこのチャンネルで会おう!
閃:いつからここは放送局になったんだっ!!
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